実績紹介

「さいたま市ニュービジネス大賞2010」 ビジネスプラン調査業務

●「さいたま市ニュービジネス大賞」とは?

(財)さいたま市産業創造財団が、毎年行なっているイベントで、さいたま市を元気にする斬新でアイデアあふれるビジネスプランを募集し、優秀なビジネスプランを表彰するとともに、金融機関や支援機関等の担当者が会する場でビジネスプランを発表するものです。優秀なビジネスプランについては、専門家のアドバイスや販路開拓の機会提供により事業化の促進を特別に支援しています。

●受注に至った経緯

「さいたま市ニュービジネス大賞」では、審査・選考の有効性を高める事を目的に、1次審査(応募49社)で選ばれた14社について、ビジネスプランの調査レポート作成を外部業者へ依頼し、2次の最終審査時の補足資料としています。前年度の課題であった「調査内容の質をあげたい」を解決する為に、JCGへの入札依頼があり、3社との見積り競合を経て、JCGが受注する事となりました。

●ビジネスプラン調査業務

依頼時に要請のあった調査レポート構成項目は、(1)信憑性・実体性、(2)独自性・新規性、(3)市場性・成長性、(4)想定されるリスク、(5)応募者の実在性確認の5つの基本項目でした。
そこへ、JCG独自のノウハウを加味しながらのレポートを作成する為に、プロジェクトチーム(メンバー6名を人選)を結成し、2010年10月8日~11月8日の期間で業務を実施しました。

限られた時間に6名のメンバーによる調査業務であったので、統一性をはかる為に、調査報告レポートにおける「フォーマット」の作成を重視しました。

「(1)信憑性・実体性」は、特許電子図書館を活用し、特許がどの段階(出願・審査請求・取得)にあるのかを明確にしました。 各企業の“SWOT分析”を行い、「(2)独自性・新規性」は、“強み”と競合状況から判断し、「(3)市場性・成長性」は、“機会”と事業のニーズから、想定市場規模を調査する事で判断。特に、“さいたま市への波及効果”を重視しました。「(4)想定されるリスク」では、リスクに対する解決策の提言も行なっています。「(5)応募者の実在性確認」は、“Nifty帝国データバンク企業情報への掲載⇒HPの有無⇒ブログの有無⇒電話による確認⇒訪問による確認を行う”というルールを設定し、確認作業の効率化を行いました。

 JCG独自に、各項目をメンバー全員での相互チェックにより“5段階評価”を表記する事で、膨大な資料に目を通す審査員の方々に要点をわかりやすく示す事ができました。

 前年度の「調査の質をあげたい」を解決する内容であるとの評価をいただくと共に、審査後の専門家による支援業務に於いても、「使いやすい調査資料」としてご活用いただいているとのことです。

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